化学物質の有害度を推定するモデルを開発しよう!
公開日: 2016年6月26日日曜日 データ解析
有害な化学物質にはしっかりと規制が入ってほしいですね。
ここで問題となるのは、どうやって化学物質が有害か無害か判断するの??ってことです。特に一般の人は、ある化学物質が有害か無害かなんてほとんどのケースでわかりません。
日常的にたくさんの化学物質と接する機会があるのに、これは問題ですよね。
なので、いろいろな化学物質の『有害度』を推定するモデルが必要です。
作り方は、まず有害なことがわかっている化学物質と、無害なことがわかっている化学物質をできるだけ多く集めます。もちろん、摂取量や周辺環境 (温度・圧力など) によって有害か無害かは変わりますので、その情報もなるべくたくさん収集します。次に、化学物質の構造に関する情報を数値化して説明変数 (記述子・特徴量) とします。そして、化学物質の構造に関する情報・摂取量・周辺環境と、有害度との間でクラス分類モデルを構築します。
新しい化学物質の有害度を推定したいときは、その化学物質の構造に関する情報 (化学物質の名前からも得られます)・そのときの摂取量・そのときの周辺環境を、構築したクラス分類モデルに入力して、有害度を推定します。
こんなスマホのアプリがあったら便利ですよね。
こちらもぜひ!
- 大学教授のブログ (データ解析全般、色々な研究の紹介、本の紹介、研究生活、など。)
- 大学教授のnote (実践的かつ実用的なプログラムを公開中)
- 大学教授のtwitter (色々な情報を発信中。)
参考になった方、共感された方は、このような情報をどんどん発信していきますので、フォローしていただけると嬉しいです。
Follow @univprofblog1