ツイート情報から自殺しそうな人を判断しよう!
公開日: 2016年6月21日火曜日 データ解析
Facebook、全世界に「自殺を示唆する投稿の通報ツール」を提供へ
自殺が未然に防ぐことができる可能性が上がる素晴らしい試みです。
ぜひ、自殺しそうな人を発見する精度を上げたいですよね。
自殺する人の中には、『自殺したい』とはツイートしない人もいます。ただ、ツイートのなかに、その徴候となる文章、もしくは文章の組み合わせがあるはずです。
逆に、冗談で『自殺したい』とツイートする人もいます。この人が、自殺しそうな人と判定されて保護されてもいい迷惑です。
いまでは、膨大な数のツイートが蓄積されています。そのツイートを見れば、あるつぶやきをしてから、少なくとも何日、何年は生きている (他にもつぶやいている) ということがわかります。つまり、ツイートをテキストデータとして、適切に記述子化 (特徴量化) できれば、たとえば『少なくともあと7日は自殺しないデータ領域』が定められます。『7日』は適当です。これが短ければ短いほど精度が高くなると考えられます。
そしてもし、新たなツイートが、『少なくともあと7日は自殺しないデータ領域』に入らない場合は、そのツイートをした人が、自殺する可能性があると考えられるわけです。
このようにして、過去のツイートを活用することで、ぜひ自殺したいと考えている人を一人でも多く助けられたらと考えています。
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