効率的かつ自動的に、高機能な性能をもつ材料を開発しよう!
公開日: 2016年7月6日水曜日 データ解析
航空機も「育てる」化学のコンピューター|ニューズウィーク日本版
実験が自動でできるようになります!素晴らしい技術です!
これまで実験条件をいろいろ変えて、人が実験を繰り返さないといけませんでした。何回も何回もやるわけです。それを、このニュースの技術を使えば実験の自動化も夢ではなくなります。
実験条件の候補を設定しておけば、自動的に実験を繰り返しやってくれるわけです。でも、これだと非効率ですよね。候補を設定するときに適当に設定するしかないためです。
ここで、データ解析・分析を活用しましょう!
これまで行った実験の結果のデータセットを用いて、実験条件と実験結果との間で回帰モデルやクラス分類モデルを構築します。このモデルを用いることで、新たな実験条件の候補を入力して、実験結果の推定値が得られます。ここでは実験する必要がないんです。そして、推定値がよい結果となっている実験条件を選んで、実験します。この実験結果を用いて、また回帰モデル・クラス分類モデルを更新して、実験結果の推定・実験条件の候補の選択・実験、という流れを繰り返します。これにより、適当に実験条件の候補を選ぶより、効率的に目標としている実験結果が得られるようになります。
なんといっても、自動で実験をしてくれるのが大きいですね。データ解析・分析と実験がやっと繋がるわけです。効率的かつ自動的に、高機能な性能をもつ材料を開発できるようになります。
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